福島に仕事ができたので、ずっと気になっていた、秋田県角館に寄ってみました。かくのだて、と読むこの町には、江戸時代からつづく6軒の武家屋敷が今にその姿を伝え、〔みちのくの小京都〕と呼ばれます。
高山は〔飛騨の小京都〕だし、屋敷風が並んでると小京都とつけりゃいいと思ってるふしもあり、やや違和感はありますが。
ただ、趣のある町かと問われれば、こうした建築物があるのは限られた通りのみで、一歩裏通りにはいると、トタンやモルタルづくりの民家が軒を並べていて、
どちらかといえば寂しさのほうが先立ってしまいます。
こうした状況は、えてして東北地方の傾向といえる気がします。
むろん、独断と偏見に満ちた、私のレトロ感によるものですので、決して町の良し悪しを断じるわけではありませんけどね。
旅先で出会うお店やホテルのひとたちは、みな親切でした。
kitaro