週末金曜に名古屋で仕事終了。
たまにはプライベートで、、と思い、金曜の午後から土日をつかってなにげにまだ行っていなかった「お伊勢さん」こと伊勢神宮へ。
番組取材など仕事であればなにかと行う下調べもあえてせず、ぶらりと行ったのが運の尽き、内宮と外宮にわかれているだけでなく、両者は場所も離れていることも想定外で、まあ効率の悪いこと。
そもそも、「伊勢市」駅近な外宮へ短絡的にアクセス。さくっと宮へ立ち入ると一通り歩いて別宮などいくつも参拝してまわり、回った回ったと満足すると、近くで名物「伊勢うどん」をくらって意気揚々と帰ろうと思って、レトロ駅舎で知られる「宇治山田駅」に到着したところで、なんかのサインで、なんと伊勢神宮の内宮こそが本チャンであることを知る。愕然。
そんなこんなで、夕暮れ迫る「お伊勢さん」を汗だくで回ったわけだけど、あとで調べたところでは、外宮→内宮が実は正しい参拝順とのことで結果オーライw。
それにしても、伊勢神宮の本名がただの「神宮」であることや、細かい別宮を入れると全部で125?にも及ぶ宮があることなど、ドン引きの連続だったし、図体がでかいわりに入れないところも多い。
それに参拝している真っ只中でも、掃除夫がじゃりじゃりと砂利をならし続けて迷惑だし、ぼくにとっては、なんとも落ち着いて参拝どころか、ただ慌ただしくて消化不良な「お伊勢さん」参りであった。個人的には、出雲大社のこじんまりとして、なんとも神々しい静かな佇まいが好きだ。
宇治山田駅も、昭和初期の特有のレンガやレリーフをあしらった建築が美しいのは確かだが、駅名のネオンみたいなのがヘン。
「お伊勢さん」、なんだかなあ。
で、この旅はお伊勢さんにとどまらず、翌日に続くことになる。